『侵略! イカ娘』〜環境問題にも提起した斬新正統派萌えギャグ漫画
朋輩が探し求めていたとされる、少年チャンピオンコミックス=秋田書店=の希少本『侵略! イカ娘』は結果、1冊しか入手できなかったという。感化された鷹岑は、取り敢えず借りて一通り読んでみた。
その感想です。イカ娘語バージョンで述べさせていただきます(笑)
そう言えば、こういった正統派の諧謔漫画って近年実に少なくなってなイカ?
朋輩の勧める(半ば強引に推薦する)メディア作品はシュールなものが多いゲソ。なので、この作品も、需要がなければ即廃刊も辞さないという、極めて切羽詰まった現実主義の少年チャンピオンコミックスという、異色形態という中でコミックス発売にこぎ着けた、ある意味プラチナコミックとも言えるゲソ。
内容はギャグマンガの様相が濃いんでゲソが、環境汚染を端緒として、イカ娘が「地上侵略」を図るといった、実に短絡的で、無謀なんでゲソ。
ただ、海を汚す人間達に怒る・・・と言った描写は、作者安部(あんべ)氏のセンスが高いことを窺わせるじゃなイカ。
普通のギャグマンガ・諧謔物語に、喫緊の世情や地球規模の問題を、さらりと盛り込めると言うのは、簡単そうに見えるでゲソが、実はちょっとでも間違えれば一挙に失速(どん引き)を招きかねない、危険な賭けとも言えるんでゲソ。
「人類征服」、「地上侵略」を標榜したイカ娘のこの諧謔漫画の基本理念は、地球環境汚染にあるという部分に特筆するべき点があるんでゲソ。
鷹岑は一過性の流行や世情に指向するギャグマンガを好まないんでゲソが、この漫画は非常に好感が持てたゲソ! もっと評価されるべきじゃなイカ!?
これと言って奇抜なストーリーもない、恋愛色があるわけでもなく、あずまきよひこ流・桜場コハル流のようなまったり日常風景という訳でもないでゲソが、80年代から90年代にかけて流行ったギャグセンスの匂いがありながら、見事萌えどころもついているじゃなイカ。安部氏の秀逸さを感じずにはいられないんでゲソ。
鷹岑は素直に好きでゲソ。重版されたら、きっと買うでゲソ。
面白かったところは、基本的に「侵略者」であるはずのイカ娘が、居候してコキ使われてしまうと言うところでゲソね。
